舌苔

舌苔とは

舌苔(ぜったい)とは、舌の表面にある白い苔のようなもののことです。タングプラークとも呼ばれます。これは、口の中の細菌や、新陳代謝によってはがれた上皮細胞などが舌の表面に付着したものです。ひとことで言えば舌の表面に付着した細菌のかたまりです。そして舌苔は、口臭原因の7〜8割を占めているとも言われています。

 

舌苔ができる仕組みと臭いの原因

舌の表面には舌乳頭(ぜつにゅうとう)と呼ばれる細かいヒダがあります。この舌乳頭の間に、食べかすや口内細菌、はがれた上皮細胞などが引っ掛かってたまっていきます。これが舌苔ですが、食べかすや上皮細胞、唾液に含まれるタンパク質に存在するアミノ酸を細菌が分解して、揮発性硫黄化合物(VSC)を形成し、臭いを発生させます。揮発性硫黄化合物の中の硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドなどが主な臭気成分です。

 

口内洗浄を怠ったり、暴飲暴食によって胃腸の調子が悪かったり、ドライマウスや口呼吸などで口の中が乾いた状態が続くと、舌苔ができやすくなります。多少の舌苔の付着は問題ありませんが、舌苔が多くなればなるほど口臭を発生させやすく、ニオイも強くなります。

口臭予防に定期的な舌苔の掃除

口臭予防には、歯磨きだけでなく、定期的に舌苔を取り除くことも必要です。

 

ただし、通常、だれでも多少の舌苔はあるものです。また舌苔は、口腔内の細菌バランスを保つのに役立っているとも考えられています。むやみに舌苔を取り除くのはNGです。

舌苔を除去する方法と注意点

舌苔がたまると口臭以外にも意外な落とし穴が…

舌の表面に舌苔がたくさん付着すると味覚の感度が鈍くなります。そのため濃い味を好むようになってしまいます。甘味も糖分多めのものをついつい摂りがちに・・・。結果は容易に想像できますよね。

 

つまり、舌苔はダイエットの敵でもあるのです!

 

舌をキレイにしておくことは、味覚を正常化し、糖分控え目でもおいしく食べられ、結果、カロリーダウンにつながるとされています。